【NURO光 vs フレッツ光】VODが途切れないのはどっち？Netflix・Prime Videoを安定させる選び方と家の中の対策
夜、ドラマのいいところで急に画質が落ちる。読み込みのクルクルが出て戻らない。家族がそれぞれ見始めた瞬間に、なんか不安定。
この手の「VODが途切れる問題」、回線の名前だけで決まると思われがちですが、実際は家の中のWi-Fi環境が原因になっていることも多いです。
このページでは、NURO光とフレッツ光で迷っている人向けに、VOD視聴（Netflix/Prime Video/YouTube等）を止めないための選び方を、できるだけ現実的にまとめます。
【結論】
VODの安定は「回線名」より“宅内Wi-Fiの作り方”が効く
NURO光は提供エリアに入るなら有力、フレッツ光はエリアが広く現実解になりやすい
迷ったら「Wi-Fiが強くできる家か／有線に逃げられるか」で決める
- まず提供エリアで候補を絞る（引けない回線は比較できない）
- VODが途切れる原因はルーター位置・中継器の置き方・干渉・同時利用でも起きる
- テレビ/Fire TV/ゲーム機などは、できるなら有線LANが一番安定しやすい
- 費用は実質額＝税込＋送料−還元（＋必要な初期費用も税込で揃える）で比べる
VODが途切れる人が比較前に確認すべき「家庭内の詰まりポイント」
いきなり回線を替える前に、まずここを見てください。VODの不安定って、原因が地味なことが多いです。
- ルーターが端っこ：家の隅・床置き・棚の奥だと、電波が弱くなりやすい
- 中継器が合ってない：置き場所が悪いと、むしろ不安定になることがある
- 夜だけガタつく：時間帯要因っぽく見えて、実は家族の同時利用が原因のこともある
- 視聴端末がWi-Fi弱い：テレビやスティック端末は、置き場所で受信がブレることがある
ここが詰まっていると、NURO光でもフレッツ光でも「思ったより微妙…」になりやすい。逆に言うと、家の中の作り方を整えられるなら、満足しやすいです。
まず試す順：VODが止まるときのスマホ簡易チェック（今日できる）
難しい設定は抜き。上から順に、できる範囲でOKです。
- 視聴端末（TV/Fire TV/PS5等）をルーターに近づけて再生してみる
- Wi-Fiの2.4GHz/5GHzを切り替えて、途切れ方が変わるか確認する
- 中継器があるなら、いったん中継器OFFでも試す（原因切り分け）
- 可能なら視聴端末を有線LANでつなぐ（最短で効くことが多い）
- 家族が同時に使うなら、視聴中だけ大容量アップロード（クラウド同期等）を避ける
このチェックで改善するなら、「回線が弱い」よりも宅内の構成が原因だった可能性が高いです。回線選びは、その次。
NURO光とフレッツ光をVOD用途【比較】
| 比較ポイント | NURO光 | フレッツ光 |
|---|---|---|
| 最初の分岐 | 提供エリアに入るかが最優先 | 提供エリアが広く候補に残りやすい |
| VODの体感を決める要素 | Wi-Fi配置／メッシュ／有線化で安定が作れるか | Wi-Fi配置／メッシュ／有線化で安定が作れるか |
| 家族同時視聴がある場合 | 視聴端末を有線に逃がすとストレスが減りやすい | 視聴端末を有線に逃がすとストレスが減りやすい |
| 費用の見方 | 月額（税込）＋初期費用（税込）−還元で“実質額”を見る | 月額（税込）＋初期費用（税込）−還元で“実質額”を見る |
結局ここで言いたいのは、VOD用途は「回線の名前」より「家庭内の安定設計」で満足度が決まりやすい、ということです。
VODの安定に寄せた話は、以下の3本にまとめています（内部リンクはこの3本だけ入れます）。
補足：4K視聴や家族同時視聴で失敗しない「宅内の作り方」
- テレビ周りは有線が強い：可能ならTV/スティック端末は有線LANで固定すると安定しやすい
- ルーターは高い位置：床置きより、少し上げるだけでも電波の通りが変わることがある
- 中継器は“置けば勝ち”じゃない：電波が弱い場所に置くと、弱い電波を増幅して不安定になることがある
- 同時利用が多い家ほど、視聴端末の「接続方式」を揃えるとラク（有線＋Wi-Fiの役割分担）
料金の話をすると、月額（税込）だけで決めると後悔しやすいです。還元がある場合は、実質額＝税込＋送料−還元の考え方で、同じ前提（初期費用も税込で揃える）で比べると判断がブレにくくなります。
よくある質問
Q. VODが途切れるのは、回線を変えれば必ず直りますか？ ▼
A. 必ずとは言えません。VODの途切れは、宅内Wi-Fiの電波の弱さ、中継器の置き方、同時利用、視聴端末の受信状況などでも起きます。回線の見直しと同時に、ルーター位置や有線化の可否も一緒に確認すると失敗しにくいです。
Q. テレビで見るときはWi-Fiより有線LANの方がいいですか？ ▼
A. できるなら有線LANの方が安定しやすい場面があります。特に「夜だけ画質が落ちる」「家族が同時に使うと止まる」タイプは、有線に逃がすと切り分けがラクになります。難しい場合は、ルーター位置の最適化やメッシュWi-Fi検討が現実的です。
Q. 料金比較はどこを見ればいいですか？ ▼
A. 月額（税込）だけでなく、初期費用（税込）も前提を揃えたうえで、還元（キャッシュバック等）があるなら差し引いて“実質額”で見ると判断しやすいです。考え方は「実質額＝税込＋送料−還元」です。
まとめ：VODを止めない近道は「回線候補」＋「宅内の安定設計」
- まず提供エリアで候補を絞る（ここが通らないと始まらない）
- VODの不安定は、ルーター位置・中継器・同時利用・端末側でも起きる
- テレビ周りは有線に逃がせると、途切れ対策が一気にラクになる
- 費用は税込で揃え、実質額＝税込＋送料−還元の考え方で比較する