フレッツ光のIPv6設定はどれが正解？v6プラス・IPv6 IPoEの違いと「つながらない」を防ぐ手順

「IPv6にすると速くなるって聞いたけど、結局なにを設定すればいいの？」

「ルーターの画面にIPv6って項目があるけど、触るのが怖い」

「設定したはずなのに、夜だけ遅い・一部サイトだけ開かない…」

このページは、フレッツ光でIPv6（IPoE）を“ちゃんと効かせる”ための考え方と手順を、迷子にならない順番でまとめたものです。専門用語はなるべく噛み砕きます。

フレッツ光のIPv6設定で「速くなる人・変わらない人」の違い

最初に大事な話をすると、IPv6は「誰でも必ず爆速」みたいな話ではありません。体感が変わるかどうかは、ざっくり言うと次の条件次第です。

「そもそもIPv6って何？」から整理したい人は、フレッツ光のIPv6の基本（仕組みとメリット）も先に読むとスムーズです。

難しく見える用語は、結局こう捉えるとラクです。

つまり、IPv6をONにするだけではなく、「IPv4サイトも困らず開ける状態」までセットで整えるのがポイントです。

つまずき	原因の典型	まずやること	次の一手
IPv6にしたのに変化なし	PPPoEのまま/提供外	プロバイダ確認	対応ISPへ変更検討
一部サイトだけ開かない	IPv4側の扱いが未整備	v6系設定確認	ルーター設定見直し
夜だけ重い	混雑 or 家内Wi-Fi要因	有線で切り分け	速度改善まとめ
設定が怖い	戻し方が不明	現状メモ/保存	メーカー手順を確認

IPv6を有効にしても、体感が微妙に引っかかるなら、DNSが原因のこともあります。DNSは「通信の入口」なので、初動のもたつきに影響しやすいからです。

その場合は、フレッツ光のDNS最適化（体感の遅さを整える）もセットで確認すると、原因の切り分けが一気に進みます。

Q. IPv6にすると、フレッツ光の料金は上がりますか？

A. ここでは料金が上がる／下がるの断定はできません。契約内容やプロバイダの提供条件で変わります。判断が必要な場合は「月額（税込）＋初期費用（税込）−特典（還元）」のように実質額で整理すると比較しやすいです。

Q. IPv6設定をしたのに、夜だけ遅いのはなぜですか？

A. 夜の遅さは回線混雑や宅内Wi-Fiなど原因が複数あります。IPv6が有効でも、無線の置き場所や端末側の影響で体感が落ちることがあります。切り分けは有線接続やルーター設定の見直しが近道です。

Q. IPv6にすると、つながらないサイトが出ることはありますか？

A. 可能性はあります。IPv4側の扱い（v6系サービス設定）やルーター側の設定状況によって、一部サービスで相性が出ることがあります。元の設定に戻せるよう、変更前の状態をメモしてから試すのが安全です。