フレッツ光のWi-Fi中継器は必要?つけるべき条件・失敗しない選び方・置き場所のコツ
「リビングは普通なのに、寝室だけWi-Fiが弱い」
「中継器を買えば全部解決する?」
「置き場所を間違えると意味ないって聞いて不安…」
フレッツ光の“回線”が悪いというより、家の中で電波が届き切っていないだけのケースは多いです。そんなときに候補に上がるのがWi-Fi中継器。
ただ、正直に言うと中継器は「向いてる家」と「向かない家」がハッキリあります。
このページでは、フレッツ光で中継器を検討している人が損しない判断をできるように、「必要な条件」「買う前の切り分け」「失敗しない置き方」を順番にまとめます。
【結論】
フレッツ光の中継器は「1〜2部屋だけ弱い」家で一番効く
置き場所は“弱い部屋の中”ではなく「電波がまだ届く中間地点」が正解
家全体が弱いなら、中継器よりメッシュWi-Fiが失敗しにくい
- 中継器が向く:弱い部屋がピンポイント/ルーター近くは速い
- 中継器が向かない:家全体がムラなく弱い/2階丸ごと弱い
- 買う前に置き場所→周波数→設定で切り分けするとムダが減る
- 比較や申込みは実質額=税込+送料−還元で統一すると迷いにくい
フレッツ光で中継器が必要になる“典型パターン”|買っていい人・やめた方がいい人
中継器って便利そうに見えるんですが、合う・合わないがあります。ここでズレると「買ったのに微妙…」になりやすいです。
- 買っていい人(成功しやすい):ルーター近くは快適/弱いのは1〜2部屋だけ/廊下や壁1枚が原因っぽい
- やめた方がいい人(失敗しやすい):家全体が弱い/2階全部が弱い/ルーターの近くでも遅い
- 迷う人:夜だけ遅い・途切れる(この場合は“回線混雑”も混ざるので、切り分けが先)
「家全体が弱い」のに中継器で何とかしようとすると、増やした分だけ設定や相性が面倒になって、結局ストレスが増えがちです。
このタイプは最初からメッシュを検討した方がラクなことがあります。
中継器を買う前にやること|フレッツ光の“Wi-Fi問題”を3分で切り分ける
買い足し前に、ここだけやるとムダ打ちが減ります。スマホだけでOKです。
- ① ルーターの近く(1〜2m)で速度テスト(まず基準を取る)
- ② 弱い部屋でも速度テスト(落差を見る)
- ③ 弱い部屋の手前(廊下・ドア前)でも測る(“中間地点が使えるか”を確認)
- ④ 近距離は5GHz、壁越しは2.4GHzに切り替えて体感を比較
ポイントは③です。
手前でまだ電波が残っているなら、中継器の置き場所が作れます。
逆に、手前でもすでに弱いなら、中継器を置いても“弱い電波を中継するだけ”になりやすいです。
(関連)周波数や設定を詰めるなら → /flets-wifi-optimize
フレッツ光の中継器の置き場所|「弱い部屋の中」に置くと失敗しやすい理由
これ、めちゃくちゃ多い失敗です。
中継器は「弱い部屋を助けたい」から、その部屋に置きたくなるんですが…それだと中継器が“弱い電波”しか受け取れないことが多いんです。
正解はこう。
- 正解:ルーターと弱い部屋の中間地点(まだ電波が届いている場所)
- NG:弱い部屋の奥/浴室や金属棚の近く/床置き
置き場所の考え方は、こちらに“図解なしでも分かる”ように寄せています → /flets-wifi-placement
中継器とメッシュWi-Fiの違い|フレッツ光で後悔しない選び分け
| 比較 | 中継器 | メッシュWi-Fi | 向いてる家 |
|---|---|---|---|
| 目的 | 弱い部屋を“足す” | 家全体を“整える” | 複数部屋で弱い |
| 導入コスト | 抑えやすい | 高めになりがち | 長く使う家 |
| 設置の難しさ | 置き場所で差が出る | 比較的ラクなことが多い | 機械が苦手 |
| 失敗パターン | 弱い部屋の中に置く | 台数不足でカバーしきれない | 家が広い/階が多い |
「とりあえず安く解決したい」なら中継器。
「家族の端末が多い」「家全体がムラなく弱い」「2階も1階も微妙」ならメッシュ寄り。ここを間違えないだけでも、後悔が減ります。
補足:中継器を入れても遅いときの“最後の一手”
- 中継器の場所を1〜2mずつ動かして再測定(置き場所で激変する)
- できる端末は5GHzを優先(近距離の体感が上がりやすい)
- オンライン会議やゲームは、可能なら有線LANで切る(安定が別物)
- 夜だけ遅いなら、混雑+Wi-Fiが混ざるので原因を分けて考える
(関連)有線の考え方 → /flets-wired-lan
よくある質問
Q. 中継器を買えば、家中どこでも速くなりますか? ▼
Q. 中継器はどこに置けばいい? ▼
Q. 中継器を置いたのに遅いのはなぜ? ▼
まとめ
- フレッツ光の中継器は「弱い部屋がピンポイント」なら効きやすい
- 置き場所は「中間地点」。弱い部屋の奥に置くほど失敗しやすい
- 家全体が弱いなら、メッシュWi-Fiも視野に入れると後悔が減る
- 最終判断は実質額=税込+送料−還元で揃える