フレッツ光は端末が多いと遅くなる？同時接続台数の限界と「家の中だけ重い」を切り分けるコツ
「スマホ、PC、テレビ、ゲーム機、見守りカメラ…気づいたら家のWi-Fiに10台以上つながってる」
「夜になると遅い。回線が混んでるのか、家の中の機器が多すぎるのか分からない」
フレッツ光そのものの速度問題に見えて、実は“端末数（同時接続）”がボトルネックになっているケース、あります。
このページでは、フレッツ光で端末が増えたときに起きやすい症状と、何をどう切り分ければいいかを、迷わない順でまとめます。
【結論】
端末が多いと遅くなる原因は
フレッツ光よりルーター・Wi-Fi側のことが多い
まずは「家の中」要因を切り分ける
- 同時接続が増えると、回線より先にルーター処理が詰まりやすい
- 症状が「家の中だけ」なら、Wi-Fi環境が原因の可能性が高い
- 有線で改善するなら、回線ではなく無線がボトルネック
- 対策は「優先順位」を守ると早い（順番を間違えると遠回り）
フレッツ光で「端末が多いと遅い」と感じる典型パターン
端末が増えると、回線の太さよりも先に、家庭内ネットワークの処理が追いつかなくなることがあります。体感としては、次のように出やすいです。
- 家族が同時に使うと、急に動画が荒くなる／止まる
- ゲームのラグが増える（Pingが跳ねる）
- Webが「開き始め」だけ遅い（ずっと待つ）
- Wi-Fiはつながっているのに、通信が途切れる
この段階で「フレッツ光が悪い」と決めつける前に、家の中の要因を順番に潰すのが近道です。
まず試す順：同時接続台数の限界を切り分ける最短ルート
- 端末を一度整理（使っていない端末のWi-FiをOFF／ゲスト端末を外す）
- 有線で試す（PCやゲーム機をLAN接続して変化を見る）
- ルーター再起動（一時的な詰まりをリセット）
- 置き場所を見直す（棚の奥・床置き・電子レンジ近くを避ける）
- ルーター設定を最適化（必要なら /flets-router-setting-opt）
有線でスムーズになるなら、原因はフレッツ光ではなくWi-Fi（無線）側の可能性が高いです。
【比較】端末が多い時に詰まる場所
| 詰まりポイント | 症状 | 一番効く対策 | 次に見る記事 |
|---|---|---|---|
| Wi-Fi電波 | 部屋によって遅い | 置き場所・中継 | /flets-wifi-placement |
| ルーター処理 | 端末が増えるほど不安定 | 設定最適化 | /flets-router-setting-opt |
| 回線混雑 | 夜だけ全体が重い | IPv6/総合対策 | /flets-speed-up-total |
| 端末側 | 特定端末だけ遅い | 更新・再接続 | /flets-troubleshooting-total |
補足：税込・実質額で考えると「機器を変えるべきか」判断しやすい
「ルーターを買い替えるべき？」となったら、料金の比較と同じで、実質額＝税込＋送料−還元で考えるとブレません。
本体価格が安く見えても、送料やポイント還元込みで逆転することがあります。ここは一度だけでも、この式で整理しておくと判断が速くなります。
よくある質問
Q. フレッツ光には「接続できる台数の上限」がありますか？
A. ここで上限台数を断定することはできません。実際には回線よりも、ルーターの性能やWi-Fi環境、端末側の動作で体感が決まることが多いです。
Q. 端末が多いとき、まず有線にすべき機器はどれですか？
A. 動画視聴用のテレビ／ゲーム機／固定PCなど「動かさない機器」から有線にすると効果が出やすいです。有線で改善すれば、原因は無線側に寄っています。
Q. 家の中は問題ないのに、夜だけ遅いのは端末数が原因ですか？
A. 夜だけ遅い場合は、回線混雑の可能性もあります。端末数だけで決め打ちせず、IPv6設定や総合対策と合わせて切り分けるのが安全です。
まとめ：端末が多いなら「回線」より先に家庭内ネットワークを疑う
- 端末が増えた時の遅さは、ルーター・Wi-Fiが原因になりやすい
- 有線で改善するなら、回線より無線側の見直しが優先
- 置き場所・設定・切り分けの順でやると最短