【フレッツ光】DHCPエラーで繋がらない原因と直し方|IP取得失敗・「IPアドレスを取得できません」対策
「Wi-Fiはつながっているのにネットが出ない」
「IPアドレスを取得できません」「DHCPエラー」と出て先に進まない
フレッツ光のトラブルに見えても、実際は端末がIPアドレスを受け取れない(DHCPがうまく動いていない)だけ、というケースがよくあります。ここでは“原因を切り分けながら直す順番”で整理します。
【結論】DHCPエラーは「再接続」+「機器の再起動」+「DHCP範囲の枯渇/競合」の順で潰すのが最短
- まずはWi-Fi(または有線)を一度切ってつなぎ直すだけで直ることがあります
- 次にルーター→ONU→端末の順で再起動してIP払い出しをやり直します
- 改善しない場合は、端末が多すぎる/IP競合/DHCP機能の設定や二重ルーターを疑います
- 料金比較は税込でそろえ、実質額=税込+送料−還元の考え方で判断します
DHCPエラーとは?まず「何が起きているか」を一言で
DHCPエラーは、端末(PC/スマホ/ゲーム機)がネットに出るためのIPアドレス等の情報をルーターから受け取れない状態です。結果として、Wi-Fiマークは付いていても通信ができないことがあります。
まず試す順|直る確率が高い“軽い手順”から
- Wi-FiをOFF→ON(有線ならLANケーブルを抜き差し)
- 別端末でも同じ症状か確認(症状が端末側か家全体かを分ける)
- ルーターを再起動(電源OFF→数十秒→ON)
- 改善しなければONUを再起動(ルーターの次に実施)
- 最後に端末を再起動(IP再取得のきっかけを作る)
ポイントは、いきなり難しい設定に入らず、まずIP払い出しのやり直しを起こすことです。
直らないときの原因トップ3|DHCPが詰まる典型パターン
| よくある原因 | 起きる症状 | 見分け方 | やること |
|---|---|---|---|
| 端末が多くてDHCP範囲が枯渇 | 新しい端末だけ繋がらない | 家族/機器が増えた時期と一致 | 不要端末の切断→ルーター再起動 |
| IP競合(同じIPが被る) | 繋がったり切れたり不安定 | 特定の端末で発生しやすい | 競合の疑いを切り分ける(下の手順) |
| 二重ルーター/中継機の設定が混在 | 一部だけ繋がらない・不安定 | 機器を追加した後から発生 | 構成を単純化して原因箇所を特定 |
IP競合が疑わしいときは、/flets-ip-conflict(IPアドレス競合の症状と直し方)に沿って確認すると、ムダに設定をいじらずに進められます。
切り分けのコツ|「家全体」か「その端末だけ」かを最初に決める
- 家全体で繋がらない:ルーター/ONU側の可能性が上がります(再起動・構成確認へ)
- 特定の端末だけ繋がらない:端末の再接続・再起動、保存済みWi-Fi削除など、端末側の対処が有効です
- 特定の場所だけ弱い:DHCPではなく電波や中継の問題が混ざることがあります
ルーター設定や構成(二重ルーターの有無など)を整理したい場合は、/flets-router-guide(フレッツ光ルーターの選び方・設定の要点)を参照すると、どこを見ればよいかがまとまっています。
それでもダメなら|“総合チェック”で抜け漏れを潰す
DHCPエラー表示でも、実際は別のトラブル(接続断・機器不調・設定混在)が重なっていることがあります。判断に迷う場合は、/flets-troubleshooting-total(トラブル総合対策)で症状から順に切り分けるのが安全です。
よくある質問
Q. 「IPアドレスを取得できません」はまず何をすればいい? ▼
A. まずはWi-Fi(または有線)を切ってつなぎ直し、それでもダメならルーターを再起動します。IPの払い出しをやり直すだけで改善することがあります。
Q. 端末が多いとDHCPエラーになりますか? ▼
A. 端末数が増えると、ルーター側の払い出しが追いつかず「新しい端末だけ繋がらない」状況が起きることがあります。不要な端末を切断してからルーター再起動で切り分けできます。
Q. DHCPエラーとIP競合は関係ありますか? ▼
A. 表示はDHCPでも、背景としてIPアドレス競合が混ざって不安定になることがあります。疑わしい場合は /flets-ip-conflict の手順で切り分けると整理しやすいです。
まとめ|DHCPエラーは「再接続→再起動→構成/競合」の順で解決率が上がる
- 最初は再接続でIP再取得を試す
- 次にルーター→ONUの再起動で払い出しをリセット
- 直らない場合は端末過多・IP競合・二重ルーターを疑う
- 迷ったら総合チェックで順番に潰す